idea factory from newspaper 2003 10 12
早起き(early rising)
よく、若者と話をすると、休みが短いと言います。
しかし、これは、当たり前の話です。
休みの日に、朝10時まで寝ていれば、1日は短くなります。
私は、いつも、朝5時に起きます。
午前10時の時点で、朝起きてから、5時間も活動したことになりますので、
午前10時には、もう疲れています。
しかし、1日のスケジュールで、やらなければならないことは、
午前10時の時点で終了しています。
こういう生活ですと、
夜11時になりますと、すごく眠くなります。
不眠症とは関係ない生活です。
昔は、よく旅行しましたが、
旅行に行く時は、朝5時に出発します。
そうすると、現地には、午前9時前に到着します。
これで、午前中に、観光名所は、すべて、見られます。
午後は、旅行先で、のんびり過ごします。
「1日は、24枚の金貨で作られています。」
選挙(election)
自民党は、やがて、社会党と、同じ運命となります。
社会党は、右派と左派に別れて、対立し、
その結果、決断できないか、
先送りをするか、
玉虫色の解決とするか、
いつも、そういう展開でした。
こうして、時は過ぎていき、
社会党は、時代遅れの政党となり、
時代から消えていきました。
今の自民党が、社会党に、そっくりです。
改革勢力と抵抗勢力に分かれて、対立し、
その結果、決断できないか、
先送りをするか、
玉虫色の解決とするか、
いつも、そういう展開になっています。
社会党の敗北は、
右派が左派を切れなかった、左派が右派を切れなかったことです。
双方とも、優柔不断でした。
「玉虫色」
見方によって、いろいろに受け取られるような、あいまいな表現。
ワインの洪水(wine and flood)
ワイン売り場に行くと、あまりに多くのワインがあって、
「ワインの洪水」に思えるでしょう。
そこで、普通の人は、何を買っていいのか困ってしまい、
ガイドブックを見るか、店員に聞きます。
ワインを選ぶのに、「他人」や「情報」に左右されます。
ワインに関して、「知識」がないこと、定見がないこと。
これが、原因です。
「情報の洪水」
これは、「ワインの洪水」と同じです。
昨日、書いたことを引用します
「今の時代は、誰もが、経済学や国際金融を学んでほしいのです。
もちろん、専門的に学ぶのではなくて、
一般教養で学んでほしいのです。
今の時代は、経済学や国際金融の知識がないと、
世の中で、いったい、何が起きているのか、わからないでしょう。
いつの時代も、自らの力で、自立して生きていくには、学問が必要です。
そうしないと、官僚に支配される人生を送ります。
つまり、「コントロールされた情報」や「規制」によって、支配される人生を送ります。
自立して生きていきたいならば、ある程度の知識を身につける必要があります。
21世紀は、本当の意味で、「知識」が「武器」となる時代です。」
海外投資(investment abroad)
中国株式への投資の記事がありました。
しかし、まだ、中国の株式市場は、発展途上にありますので、
十分に、情報を集めながら、株式投資をすべきです。
海外投資なら、アメリカの株式がベターです。
アメリカの株式市場は、日本と比べて、規制がありませんので、
自由な取引ができます。情報の開示も進んでいます。
ただし、注意が必要なのは、日本のように、値幅制限がありませんので、
株価の値動きが、大きいということです。
アメリカの株式市場は、自己責任の原則です。
日本の株式市場は、数多くの規制によって保護された市場ですので、
それほど、自己責任の原則はありません。